ASDとADHDは私の全てじゃないけれど

成人になってからASDとADHDの診断を受けた人のブログです。ストラテラを服用しつつぼちぼちやっています。

凹んだ水筒の話

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本当に心当たりがないようですが、全身の位置感覚や触圧感が曖昧な感じのあるコウなので、まして水筒にまで神経を行き届かせるということは難しいのだろうと思います。物が壊れたり無くなったりということも困るのですが、人にぶつかったりぶつけたりということも起きやすいので、遊びやスポーツを通して段々と身体感覚を鍛えていけるといいなと思います。

 

同時に、「そもそも頻繁に人や物にぶつかる体の使い方には問題がある」ということを教えていかなくてはいけない頃かなと思ったりしています。私が、小学校のある年齢まで「できないんだから仕方ない」と思っていた節があったからです。他人をそんなにも不愉快にさせたり迷惑をかけたりすることであるとは理解していなかった覚えがあります。

 

他人がどんな身体感覚を持っているかなど分からない(という感覚を持っている)ので、自分だけが年齢に対して体を上手く制御できていないということに気づき辛いのも影響しているのではないかと思います。

 

悪気がないのだから仕方ないと思っていたり、意識的に取り組む物事ではなく自然に変わっていくものなのだと思っていたりする可能性もある為、そろそろ少し意識調査をしてみたいところだなと考えています。「自然に変わっていくものなのだろう」という理解自体は一般的には大きく間違ってはいないと思うのですが、コウの場合はそうではないということをコウ自身が分かる必要があるからです。

 

これはナイーブな問題でもあるとは思うのですが、そもそも人は一人ひとり全く異なる要素を持っているわけですから、他人は参考であって基準点ではないということは、厳密には誰にでも当てはまることなのではないかと考えています。

 

劣等感や優越感で右往左往しなくて済むように、「人それぞれ」という当たり前のことを、コウが知っているといいなと思います。