カサンドラ症候群
前回、飛ぶための羽はあるのか考えてみる(5) にて、「定型発達的なコミュニケーションで共感や愛情や信頼を感じたい!そうじゃないと、どうしても真実味が感じられない!」という方の望みの切実さと、実現に向けての難しさを書きました。 こちらのケース…
実は、「好感や信頼をどのようなコミュニケーションの方法から感じようとするか」ということへのこだわりや制限によるすれ違いそのものは、定型発達(非ASD)の人同士であっても珍しくないことだと思います。特に家族や恋人などの親しく濃い間柄では、時…
「定型発達者(もしくは非ASD者)とASD者は、どのように良い関係を作り、維持することができるのか。」ということを3回に渡って書いてきました。 飛ぶための羽はあるのか考えてみる(1) 飛ぶための羽はあるのか考えてみる(2) 飛ぶための羽はある…
前回、私は では、私が「無理じゃん」と思っているかというと、そんなことはありません。「無理」ではなく「難しい」と思っているだけです。可能かどうかで言えば、可能な筈です。現に、そのようにして定型発達の人とASDの人がコミュニケーションを成立し…
前回、私は ・定型発達者の空気や会話による調整が分からないASDは出来る範囲で頑張り ・定型発達者向けの対ASDマニュアルを充実させて合理的配慮をすれば もうこれでOK!いいかんじ!と言い切れるかというと、私はハッキリすっきりと「うん!そう思…
カサンドラ症候群について知る為ネットをうろうろしていると、カサンドラ当事者会のブログを見つけました。そのブログの文章に、 ASDは、わかりにくい障害です。 わかりやすい障害に例えて考えてみましょう。 両腕がない夫に抱きしめてもらうことを望むのは…
アスペルガーの伴侶を持つ人は、特有の精神状態になったり苦痛を感じたりするようです。それには名前もしっかりついていて、『カサンドラ症候群』というものなのだそうです。 カサンドラ症候群とは、アスペルガー症候群がある人とのコミュニケーションがうま…