ASDとADHDは私の全てじゃないけれど

成人になってからASDとADHDの診断を受けた人のブログです。ストラテラを服用しつつぼちぼちやっています。

会話のマナー (1)

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今回は少し長めの11ページになったので、前後編に分けようと思います。会話の作法についての話です。教える側の私もかなり怪しいものですが、コウはそれに輪をかけて会話クラッシャーなので、しばしばお父さんに注意されています。クラスメイトとの会話を聞いていても、意図を汲めていないなと感じることは多いです。

 

詰まるところ、「自分のことだけを考えた会話参加」になってしまうのが、コウの無作法なところなのではないか?と考えています。私も、お医者さんやカウンセラーさんとの面談など「自分の側の状態や都合を伝えたい」という会話においては、今でもそういう「流れや空気を無視した会話」をしてしまいがちです。

 

平素の雑談などにおいては、相手のことと、その場に構築されていく『場(空気)』のことを考えて話すようにはしています。私には自分が話したいことを話せる場を作るというスキルはないので、ただただ、会話がスムーズに流れることを念頭に置いて話す感じです。これもまた会話としては片手落ちの状態であり、あまりコウにおすすめしたい方法ではないな、と思います。

 

これについては、「この人、ぱっぱと喋れない人だな。スローだな。」と思ってもらえるようなキャラクターであれば、間をおいてゆっくり話すことでいくらか考える時間を持つことができ、楽になるのではないかと考えています。相手の言うことを理解しながら予測も立てつつ自分の発言も適切に調整するのは、『相手の意図』と『場の空気』を読めない私としては結構忙しい作業です。

 

いずれにせよ、「会話には場というものがある」「発言には『意図』がある」ということ、少しずつコウに伝えていきたいので、あれこれ説明の手立てを絞り出そうとしているところです。

 

できるかどうかはさておき、「自分には見えていないものがあるんだな」と知っていることは、出来事を理解する上で大事なことだろうと思っています。それがあるかどうかで、被害妄想や早とちりによるいざこざの大きさが結構変わってくるのではないかと考えているからです。