優先順位が高いのは?
いつも「子供・ムスコ」と表記するのも味気ないので、「コウ」という子供のHN(?)を付けてみました。
ということで、これからは「コウ」として登場する私の子供ですが、彼はしばしば行動の優先順位が付けられなくなります。見通しが立たないということでしょうか、涙ぐみながらただオロオロと歩き回り、場合によっては青ざめて震えるばかりになります。
そんな彼が落ち着く方法その1について描いてみました。コウに向かって両手を握りこぶしにして差し出し、それぞれに「2つの行動」を割り振り、優先する方を上にしてもらうという方法です。
ある時ふと思いついてやってみたのですが、大抵の場合はこれですんなり落ち着きます。選択肢がいくつもあったり、パニックの度合いが大きくて頭が働かない(そして言葉が届かない)ような時は無効です。そのような時は、メモ用紙や付箋に選択肢を書いて、コウに選んでもらいます。
万能ではなくとも、外出先など何も持っていない時でも使える手なのが良いですね。多分、握りこぶしでなくとも、積み木でもミカンでもコウには効くと思います。
選択肢が3つ以上ある場合でも絞り込んでいけば使えることもあります。例えば、朝起きたもののボーっとしていて時間ギリギリになってしまった登校前であれば、
・朝食・・・食べた方が良いが、食べなくても食べかけでも登校はできる。
・着替え・・・パジャマのままでは登校できないのでする。
・ランドセルの準備・・・空っぽでは登校できないのでする。
・歯みがき・・・家でしていきたいが学校でもできる。
という感じで分類していくと、着替えとランドセルの準備の2つが選択肢として残るので、「ランドセルに入れるものは用意してあるのでお母さんにお願いできるけど、着替えは自分の体が必要だよね。」となって優先順位が決まったりします。
上記の例で言えば、そもそもギリギリになる前に母親が声かけなさいよという話ですが、私もうっかり「朝食は用意したし、コウが支度して食べてる間に洗濯干しましょー。」なんてLDKを離れてしまったりして。いけませんね、フォローしきれない母です。コウの成長に期待したいと思います。(そして私も頑張ります。)