ASDとADHDは私の全てじゃないけれど

成人になってからASDとADHDの診断を受けた人のブログです。ストラテラを服用しつつぼちぼちやっています。

B君とコウ

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B君は、前の学年まではコウと仲が良く、クラスの中でもお調子者として周りを笑わせていたらしいのです。それが、今学年の途中から次第に仕切ったり命令したりすることが増えてきたのだそうです。なので、最初のコウに話を聞いた時には、内心「え?あのB君が?」と思いました。

 

漫画ではさらっと描いていますが、私自身が小学生のある時期にかなりのいじめを受けていたので、「この流れはアトラクション化する前に止めないとな・・・」と思い、結構ハラハラしました。

 

結局、B君と距離を置くこと・他の子と遊ぶことを上手いこと両立できたことと、恐竜の絵やオリガミが受けたことで、そのままスルっと窮地は脱したようでした。

 

それでも、何だかんだで1ヶ月近く1人遊びが続いていたようです。コウはひとり遊びが好きなのでそれ自体は大きく苦にしていなかったそうですが、B君にはそこそこしつこくターゲットにされていたみたいで1人でいると捕まりやすく、かつ他の集団にいてもB君が遊びに入って来ると器用に逃げることもできず、苦しい日々だったようです。

 

現在ではB君にも(ピントはズレてるものの)言い返す程のコウで、B君への苦手意識は大分薄らいでいるようです。それでも、「あまり近づきすぎない方がいいね。」と、一定の警戒心は学習したようで、結果としてはコウなりに人間関係を捉える力が少し伸びたようです。

 

正直、今仲良くできる子がいても、そのグループを引き抜きによって瓦解させられるなど居場所を失うパターンはいくらでもあるので、今回はたまたま運が良かったなと思っています。

 

ギャングエイジと呼ばれる年代をどう切り抜けていくのか・・・・まだまだ先の見えないことはたくさんあるな。と思う春でした。まずは、来年度のクラス編成に恵まれることを祈るばかりです。