ASDとADHDは私の全てじゃないけれど

成人になってからASDとADHDの診断を受けた人のブログです。ストラテラを服用しつつぼちぼちやっています。

コウの発達の過程(3~4歳)

3歳になっても、コウは基本的に教えられたやり取り以外喋りませんでした。 「いくつ?」と聞いた後に手をチョキにさせて褒めたり、指と声を合わせることを教えたりしていたので、「いくつ?」と聞かれて「2(に、と言いながら指をチョキにする)」と答える…

窓と世間体と私

ハサミは本当に危なかったので「使い方間違えると怖いんだぞ」キャンペーンをしました。そのあと、 私:「包丁って危ないから使わないでおく?」 コウ:「ううん。料理する時使うと便利だよ。」 私:「そう。気をつけて使うよね。」 コウ:「ハサミも包丁や…

コウの発達の過程(1~2歳)

1歳まではつつがなく検診をパスしたコウですが、1歳半の検診では「ちょっと指示通らない感とかコミュニケーションあやしい感とかあるので、2歳でもう一度様子を見ましょうか。」という感じのコメントを頂戴するに至りました。 その頃どうだったか・・・・…

コウの発達の過程(乳児期)

コウの生育歴について、大体は過去に漫画で大雑把にまとめたとおりです。 p-g.hatenablog.com p-g.hatenablog.com p-g.hatenablog.com p-g.hatenablog.com まず、赤ちゃんの頃は寝ない反り返るギャン泣き大王という感じでした。子供のことを王子・姫と呼ぶ親…

進化は止まらないそうです

電車の定番おもちゃであるプラレールの進化版として、「プラレールアドバンス」というものがあります。 未就学児の頃、一つの線路に2車両走行可能な新商品!として売り出されていた頃に販促用DVDを頂いた為、コウは持っていないけれどCMや商品説明のみ詳し…

ファンタジー大好き

割と誇張なしでこんな感じでした。ノセられやすい子供です。 今では8は上手に書けますし、丸も注意して書けば一応描けます。初めての漢字は結構難しいようです。 習字は意外と上手なので、漢字の練習につまずくのは鉛筆や手で手元が見えないからなのかもし…

コウ語と自動翻訳

これを読んだコウは「懐かしいねー」と言っていましたが、私に『コウも一緒に来る?』などと誘われると、『うん、僕も一緒に来る!』と返しているので、結構まだまだ現役だねという感じです。行くと来るは難しいようで、初めて来た所を散策している時に「初…

自己紹介マンガ

今更ながら自己紹介マンガです。 「僕が出てくるマンガを描いて」というコウに対して、「折角なら親に言われたことを楽しく思い出せるといいなぁ」という下心でマンガを描いているため、改めてコウに説明する必要のない生育歴や自己紹介は描かなかったのです…

褒めることと犬とコウの話

お盆中は実家に帰省していました。その実家には犬がいます。今は大分おじいさんで耳も遠くボンヤリした犬ですが、子犬の時は相当気が強く、歴代の犬の中でも最もしつけに手を焼いた犬でした。 花火で震えるくらい小心者なのに、ふざけて私を羽交い締めにした…

火もまた涼し

四文字熟語、ことわざ、慣用句を好んで使うという、発達障害あるあるをキッチリ押さえていくコウです。 固定期間が終わってリハビリに通っていた時には、療法士の先生と楽しそうにお話をしていたコウでしたが、基本的に「関連がありそうな知識を延々と話して…

言葉にできない

しゃべらない夫シリーズです。思いはあるらしいです。

お金大好き

私も人のことを言えないのですが、夫は言葉数が少ない&言葉がキツいの合わせ技を持つ人です。言い方の雰囲気もあるのだと思うのですが、キツいというか何だか威圧的なのでよく子供も怯んでいました。 ということで、夫に口調をマイルドにしてもらいましたと…

うちの夫はしゃべらない

いつも発達障害者側(私と子供)ばかりネタにしているので、今回は夫のことを描いてみました。 これだけしゃべらない夫ですが、仕事中は同僚やお客さんと普通に話しているし、無口な訳ではありません。単に内面や経験についてしゃべらないだけです。相手に合…

目線と指さし

コウは目線と指さしをあまり上手に読めません。大雑把な方角しか分からないようですし、そもそも「目線や指さしをヒントとする」という発想が欠けているような感じがあります。 「あっちだよ」と言わても、発言者を全く見ずに「え?どこ?え?」とキョロキョ…

パッとしない私のライフハック(時間・予定管理)

発達障害の方は、様々なライフハックをお持ちの方が多いと思います。ライフハックとして意識的に学習したケースもあれば、日々の暮らしの中で必要に応じて取得していったというケースもあるのでしょう。 仕事に限らず、生活全般に渡る広義のライフハックとい…

「描いていいよ!」

先日、コウと挟み将棋をしている最中に4コマ漫画を描くよう催促されたので描きました。コウ相手にするのであれば、オセロよりも挟み将棋の方が楽なので、たまに「遊ぼうよー」と誘われた時にしています。 最近私事でバタバタしておりマンガを描くのは久々で…

しょうゆの話

いつもと趣向を変えて夫と私を描いてみたのですが、夫はとても無口な人なので、私がずーっと1人でしゃべってるだけの妙なマンガになりました。 実際の会話も多分こんな感じです。夫は概ね、「うん」「ん」「ん?」「せやな」「ないわ」「マジか」「ええんや…

筋トレと転がるコウの話

私は、基本的に毎日筋トレをしています。ですが、私の体型は疑う余地なく肥満です。タニタの体重計に軽肥満と言われています。筋トレのおかげか、足腰だけは丈夫です。 基本的に引きこもりなので、筋トレくらいしておかないと将来ロコモティブシンドロームに…

私がコウに接する上での方針

このところ療育施設について迷い療育について考えたことで、「じゃぁ私は日頃どういう方針をもってコウに接しているの?」とふと思いました。今日はそれについてまとめておこうと思います。 あまり大したポリシーはないように思います。基本的に場当たり的な…

私は療育に何を求めているのだろう?

不安に思うポイントは?の続きです。 スクールカウンセラーの先生はよく私を褒めてくださいます。お世辞もあるのかもしれませんが、「お母さんの関わりがとても適切で良いので、療育施設に行ってもあまり目新しいことはないと思う」と言ってくださっていたの…

不安に思うポイントは?

療育と私とぐるぐる思考の巻にて書いたようにオススメ施設についてぐるぐるしてしまった私は、まず自分の中で一体なにが不安に感じられるのか、引っかかるポイントを整理してみることにしました。 1.正しい感覚が決まっている? 何を楽しいと思い、何を嬉…

療育と私とぐるぐる思考の巻

私とコウの筋トレについて書いていたところ、スクールカウンセリングの中で療育や教育、社会について迷うことや考えることがありました。次回のスクールカウンセリングまでに少し考えや気持ちを整理したくなったので、筋トレ記事は一旦下書きを保存して、ま…

B君とコウ

B君は、前の学年まではコウと仲が良く、クラスの中でもお調子者として周りを笑わせていたらしいのです。それが、今学年の途中から次第に仕切ったり命令したりすることが増えてきたのだそうです。なので、最初のコウに話を聞いた時には、内心「え?あのB君が…

人の気持ち

泣いているコウを何人かの子が「コウは悪くないよ」と慰めてくれたそうで、本人としては軽く「大変だったなー」という感じのできごとだったようです。 私の解釈も合っているのか自信はありませんが、多分B君は最初からコウに「うるさい、あっち行ってろ。(…

なんでだろう?

他人の視点に立つことが難しいコウですが、立場を入れ替えて考えることで状況が見えやすくなることもあります。一度で分かる場合もあれば、繰り返し行うことで分かる時もあります。 それでも、ちょいちょいナチュラルに「僕は〇〇ちゃんじゃないから、何で泣…

子供と私とストレスの話(2)

子供と私とストレスの話(1)に書いたように、私としては育てやすい方ではないかなと思っているコウですが、やらない・やってしまう・忘れるの3要素に頭を抱えることは多いです。 トラブルや課題の多い子供との関係は、時に敵対関係に陥りっぱなしになって…

子供と私とストレスの話(1)

先日、スクールカウンセラーさんと話している際に、発達障害児の養育者が受けるストレスについての話が出ました。 その時は私も「そうですね。できないことにストレスを溜めると辛いだろうと思うので、トイレトレーニング的な感じで一進一退を捉えるようにし…

コウの成育歴(4)

コウの生育歴シリーズは以上です。療育園・保育園のことや、板挟みのこと、小学校のことはまた個別に詳しく書きたいエピソードがあります。 板挟みは、発達障害の子供を育てている保護者の方に限らず子育てをしていると何かと遭遇しやすい状況かと思います。…

コウの成育歴(3)

公園でも遊具で遊ばず子供との交流もなく浮きがちでしたが、動き回らない室内遊びがメインとなる児童館の方が返って浮きやすく、落ち着かない気持ちになることもしばしばありました。 3歳検診はターニングポイントになったのだろうと思います。療育園への通…

手帳の取得はアリかナシか

私の経緯から考えるに、発達障害の診断を受けて日常にいくらかの困難のある人であれば、手帳の取得は可能なのだろうと思います。後は、医師のスタンス次第の部分もあると思います。 『日常にいくらかの困難のある人であれば』ということに関しては、発達障害…